概要
LEDやその他の光源(可視・不可視・レーザー問いません)に何らかの変調をかけ、100m以上の情報伝送に成功した場合にその結果を認証します。
二組の送受信機を用い二者間で相互に通信できた場合(2Way)、一組の送受信機を用いて単方向で通信を成功させた場合(1Way)を区別します。単方向通信を個人で達成された場合、最低1名の立会人を必要とします。

大気中の空間通信を原則とし光ケーブル通信は含みませんが、伝送経路に水中等大気以外の要素が含まれている場合や、反射・屈折なども含みその間の距離を合算します。
伝送内容は音声、静止画像・動画等、デジタル信号等を想定しており、単なる光の明滅など受信設備を利用しないものは除きます。変調方式は特に制限を設けません。
MWAC認定からの変更点
入門者対象距離賞としての「光空間伝送100m賞」、および原則交信距離を認定する「光空間伝送交信記録認定証」の二部構成であったものを、「光空間通信距離認定証」に集約し、従前の内容をすべて包括したものにします。
「伝送」「通信」「交信」などの用語を、表記上「通信」で括ります。二者間で達成する「交信」は「双方向通信」(または「2Way通信」)、単独の送受信は「単方向通信」(または「1Way通信」)と表記します。
活性化のための通信距離ランキングは残しつつ、これを競いあう要素や認定条件を後退させ、個々人の達成実績や実験努力を称えることに重点をシフトします。他者による上位の記録認定があっても、認定下限の100mを超えていれば申請は可能です。「あなたの記録」を申請してください。
立会人は、単方向通信にて送信者と受信者が同一個人の場合のみ必要となります。通信実験に二名以上の者が現地にて実際関われば、その全員が立会人という解釈になります。